２学期の終業式がありました。校長先生からは、9月に本校で行われた南海ｷｬﾝﾃﾞｨｰｽﾞの山里亮太さんの講演会を通して先生ご自身が「プロ意識」について考えさせられたことや、過去の理事長さん所縁(ゆかり)の方の「おじい様から『勉強しなさい』とは言われたことがなかったが、『遅刻だけはしてはならない』と厳しく言われ、実践してきたが、それが今の仕事にすごく生きている」という言葉を聞いたことから、生徒のみなさんに日々の生活を過ごす上で気をつけるべきことについてお話しがありました。

生活部からは正しい冬の装いについてのお話しがありました。服装については写真のように生徒会のみなさんが分かりやすく知らせてくれました。また、各部活動の２学期の活躍についても報告がありました。生徒のみなさん、新春の始業式には元気に登校してきてくださいね。

２学期後半、中学１年生が、総合とロングホームを使って『土佐女子活性化プロジェクト』に取り組んできました。もっと後輩に来てほしいな、という声が彼女たち自身から聞かれたことをきっかけに、自分たちの手で、土佐女子の魅力を新たに作ったり、すでにあるものを増やしたり、それらを発信したりする手段を考えることになりました。
まず、各ホームを６つのグループに分け、それぞれが案を出してプレゼンを行いました。次に、12月７日に、各ホームで得票数の多い２グループが、学年全体の前で発表をしました。（写真の様子）
リーフレットやパンフレットづくり、学校新聞づくりと配布、清掃活動、企業とのコラボなど、様々な案が出てきました。結果をもとに、３学期から、学年全体で実行していく予定です。
また、これをきっかけに土佐女子のことを知ってもらうことも、目的のひとつでした。創立記念日や礼法の時間など、土佐女子の歴史を聞く機会は多くありますが、今回の案を練る過程で、自分たちの通う学校がどのような学校なのか、自ら調べて知ったり、改めて認識した事柄も多いと思います。魅力を発信できる素敵な土佐女子生になってくれることを期待しています。

現在大学３年生の先輩である、中村聖愛さんから学生生活についてご講演をいただきました。中村さんは高校生徒会長でもありました。中学、高校時代に何をどう考えて充実した生活を過ごしていたのか、そして大学生になった今、どう過ごしているのかを中学２年生の目線に立って分かりやすくお話しくださいました。先輩、ありがとうございました。

毎年秋に見られる特別な風景があります。お隣りの学校のイチョウがきれいに色づき、道も黄色に染まります。東校舎の窓からは陽に照らされた黄金色を間近に見ることができます。窓枠が額縁となり、一枚の絵を見るようです。教室に入ってきた生徒さんからも感嘆の言葉がもれます。意味は異なるのですが、「借景」という言葉を思い出しました。お隣の学校のお陰で生徒の美しい秋の思い出の１ページができます。

１１月３０日、高２と中２を対象に人権教育がありました。高２では、「だれもが幸せに暮らすために～女性の人権～」と題してお話をいただきました。男女の賃金や家事時間の差などについてクイズを使って分かりやすくご説明いただきました。人権教育の目的である「自分を大切にする」「他の人の大切さを認める」こと、そしてそれが態度や行動にあらわれるようにすることを意識して生活をしていくことが大切であることを学びました。