土佐女子ブログ 〜スケッチブック〜
1月18日(水)に行われた高校3年生を送る会〜予餞会。
高校1年生の皆さんが上演した創作劇のあらすじをご紹介します。
「おみなえし」
主人公のさくらは、ふと立ち寄った本屋さんで、とても美しい文章が綴られた本を見つけます。
さくら「すいません、勝手に読んでしまって。この本の題名は、何と読むのですか?」
桔梗「これは、『おみなえし』と読むんです。秋の七草の一つで黄色い小さな花をたくさんつけるかわいらしい花なんですよ。」
さくらは、本屋の店主である桔梗に、ほのかな恋心を抱きます。
でも、さくらには初雪という、いいなづけがいるのです。
いいなづけの初雪は、小さな子どもたちに膝を折って話しかける、とても優しい男の子です。
「実は、それを書いたのは僕なんです。『おみなえし』の花言葉を知っていますか。それが僕たちの答えです。」
さくらの父と初雪の心中を知った桔梗は、街をあとにしようとします。
「もしかしたら、あの船に。」
さくらは、出港しようとする船の汽笛を追いかけます。
さくらを引き止めようとする父を、初雪は踏みとどまらせるのでした。
(おとうさん役は、副主任のS先生です。)
いつかどこかの街で、3人はまた出会うかもしれません。
人ごみの中で、誰かがいま振り返ったような気がしました。
力作ぞろいの創作劇でしたが、講堂はゆったりとした空気に包まれていました。
高校卒業式は、1月28日(土)に行われます。
高校3年生の皆さん。
残りのわずかな高校生活も、一瞬一瞬が輝いていますように。
1月17日(火)、高校3年生を対象に、まぐろ試食体験が行われました。
ご来校くださったのは、「土佐室戸鮪軍団」の皆さんです。
「土佐室戸鮪軍団」の皆さんは、室戸市の漁師さんなどの有志で結成され、鮪の魅力を伝えるために活動されています。
鮪の種類や見分け方、さまざまな漁の方法などをご紹介くださった後、千葉県銚子港から航空便で輸送した60キロのメバチマグロの解体実演をしてくださいました。
まず、4つの節に分け、1つの節につき更に3つに切り分けて、12ブロックが完成します。
そして、握り寿司のためのシャリは、校友会(卒業生の会)のみなさまが準備してくださいました。
私たち日本人にとてもなじみ深い魚、鮪。
たくさんの方々の手間を経て、食卓に並ぶのだということがよくわかりました。
日本の食文化がこれからも豊かなものであるように、私たち一人一人が関心を持ち続けたいと思います。
ご来校いただいた土佐室戸鮪軍団の皆さん、貴重な機会をいただきありがとうございました。
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