2月12日㈰に「高知県春季ジュニア水泳競技大会」が行われました。
栗山陽菜さん(中3)が50m平泳ぎと100m平泳ぎで1位を獲得し、女子の最優秀選手に選ばれました。
山本礼羅さん(高2)が200m平泳ぎと200m背泳ぎで1位を獲得し、平泳ぎで全国JOC春季大会へ出場します。
中学校冬季バドミントン選手権大会結果
団体 第3位
個人ダブルス第3位 矢野七音・松田心花 組
大賞 國松千聖さん(高校3年)
2月1日、横浜在住の派遣アーティスト「大道芸人RYU」さんが来校されました。中学二年生のロングホームでの公演のためです。私は大道芸をイギリスやフランス、中国の路上で見かけた経験があるのですが、日本で実際に見るのは初めてでした。5限目からのスタートと聞いていましたので、チャイムが鳴る少し前から体育館二階の観客席に待機しました。
待ち時間の間にふと、工科大学に勤務していた頃、学生たちが校庭の芝生に集まり大道芸の練習をしていた光景を思い出しました。学生たちはほとんどが初心者で、最初のうちは手具やボールを何度も落とし、回収に走る時間の方が実技をしている時間よりも長いのです。少し近寄ってみると、客の視線を感じて張り切って練習をし始めるのですが、今度は緊張して余計に失敗を繰り返します。その情景を思い出し、何だか急におかしくなり一人でにやにや笑ってしまいました。しかし反面、感心したこともあるのです。その学生たちは、毎日毎日昼休みになると三々五々に集まり、それぞれが練習を始めることです。サークル活動なのか、好きな学生同士の偶然の集まりなのか、聞いてみたらよかったと今にして思うところです。
そんな彼らの集まりでしたが、練習というのは不思議なもので、昼休みの短い時間とはいえ、毎日続けているうちにみな確実に上達していくのがわかるのです。技がつながるようになり、見ていてだんだん面白くなっていくのです。一体この演技をどこで披露するのだろうかという興味も沸いてきたりしました。技が決まるとつい拍手をしている自分がいました。あの学生たちは今頃社会人となり、それを自分のかくし芸にしているのだろうかと懐かしく思い出していました。そして気が付くと、生徒たちが体育館に入場し、さっそくRYUさんのパフォーマンスが始まりました。
彼は、よみうりランドパフォーマンスコンテストで2回の優勝経験をお持ちで、その演技はさすがにプロであると思いました。実技だけではなく話芸にも優れており、いつの間にか生徒たちもその雰囲気に取り込まれていました。「芸は身を助ける」と昔からよく言われますが、いったいどのくらい練習を積むのかを聞いてみたい気がしました。
あっという間の一時間でしたが、大喝采のうちに公演は終了しました。中学二年生のみんなが、「何でも練習が大事だ」ということを肌で感じてくれたら、この計画は成功であったと思ったことでした。
2月6日、高知放送のカレンダー企画「土佐十二景」(2024年)にて書道部の書道パフォーマンスが放映されました。
今回は辰年にちなんで、アナウンサーの髙橋龍介さんとの共同作品でした。
髙橋アナを中心に一丸となって2024年1月の作品が仕上がりました。
高校2年生にとってはおそらく最後の書道パフォーマンスとなります。
このような機会を与えてくださったRKC高知放送の皆様に心より感謝申し上げます。
2月5日(日)開催されました「四国選抜卓球大会」の結果
【準優勝】 (3/24より愛知県で開催されます全国大会へ出場します)
令和4年度 第50回 全国高等学校選抜卓球大会 四国地区予選会
<予選リーグ> 第一試合 土佐女子 3対0 尽誠学園(香川)
第ニ試合 3対2 城南(徳島)
第三試合 3対2 済美(愛媛)
<決勝> 土佐女子 1対3 香川西(香川)
RKC高知放送で放送中の「こうちeye」にて書道部がパフォーマンスを披露します。
番組のカレンダー企画「土佐十二景」(2024年)の1月を書道部が担当することとなり、
昨日、高橋龍介アナウンサーとともに収録を行いました。
放送は2月6日(月)の15時50分からの「こうちeye 1部」で16時頃に10分程度となります。
どうぞご覧ください。
1月28日(土)に、令和4年度の高校卒業式がありました。
第120回生のみなさんが土佐女子を巣立っていきました。6年間、または3年間を一緒に過ごしてきた後輩や教職員も、「お祝い」の場ではあるものの別れの寂しさを隠すことができず、目に涙を浮かべての式になりました。卒業生の皆さんの未来に幸多かれと祈らずにはいられません。みなさん、これから大きく羽ばたいてください。ご卒業おめでとうございます。
卒業生による答辞です。
卒業証書授与の一枚です。卒業生のみなさんのこれからを、私たちも母校から応援しています。
卒業式の「かたち」は代々変わっていません。大先輩方がご覧になって「懐かしい!」というお言葉をいただくことがよくあります。
これからも本校の伝統を守っていきたいと思います。
先週の日曜日、自宅の庭に植えてある樹木がどんどん上に伸び、お隣の家に迷惑がかかってはいけないと心配していたところ、偶然にも造園業の方が飛び込みで訪ねてこられた。「庭の木が伸びているので剪定させてくれませんか」との声かけである。ちょうどどうしたものかと思案していたところだったので、渡りに船でお願いすることにした。
作業は10時過ぎから始まり、よく切れるはさみとのこぎりで実に手際よく仕事を進められる。元々この敷地には直径1メートルほどの大きなクスノキが植えられており、改築の際、業者の方にその木を抜いていただいた話をしたところ、樹木には精霊が宿っているので、大きな木を処分する際には、自分たちはきちんと神主さんを呼び、お払いをするのだと話してくれた。そのお話を伺い、もうすっかり忘れていたが、当時も大工さんからそんなお話を聞き、お払いをしたことを思い出した。
その方によると、「たくさんの庭を手掛けているが、樹木に精霊が宿るというのは本当だと思っている」とのことである。毎年、定期的に手入れをするお得意様が多く、そのお宅の樹木が弱っていると、その家のご主人が病気をしていたりすることが多いのだと聞かされた。
そういえば本校でも、私が中学生の頃から学校では何度も建築工事が行われてきたが、そのたびによくお払いをしていたことを思いだした。特に、昭和40年から始まった、元講堂兼体育館の新築工事の折には、北舎4階の窓から休み時間のたびにその現場を眺めていた。体育館は知事公舎の跡地に建てられたため、その庭のたくさんの樹木を次から次へと伐採し、建築の準備を整えていった。大きな樹木はショベルカーで抜根するのだが、そのときにも神主さんが来られていた。いよいよ建築に着手する前には当時の校長であった木戸耕作先生や理事の方々が出席され、テントを張って地鎮祭も行われた。その後、高校卒業後の昭和41年9月に完成したその体育館も、今は現在の体育館に建て替わっている。光陰矢の如しである。
樹木には精霊など宿らないという説もあるが、多くの庭を手掛けているその職人さんのお話は、やはり現実味を帯びているように私には感じられた。(写真は追手筋の樹木です)
高等学校卒業証書授与式に向けて、華道部員が舞台の装飾花をいけました。
普段のお稽古とは違った大きな作品に、ご指導の先生方と協力して挑みました。
明日は、卒業生の皆さんの心に刻まれる、素晴らしい式になりますように。