最近、おおたとしまさ著、「女子校という選択」という一冊の本を読んだ。第二章の女子校だからこそできる教育―女子校の「隠されたカリキュラム」とは―、という項目に目が止まった。おおた氏によると、女子校において「自律」が進む理由の一つに、女子校には伝統校が多いことをその一因に上げている。
以下、『女子校という選択』おおたとしまさ/著より引用
『ルールがあるから仕方なく従うのではなく、「〇〇学校の生徒として、そのように振る舞うのがあたり前」に思わせるなにかが学舎に漂っているのだ。一つにはすでに「自律」を身につけている高学年の先輩の存在があるだろう。反抗期真っ盛りにはスカート丈を短くしてみたり、髪型をいじってみたり、ギリギリのラインでおしゃれを楽しもうとしたに違いない。しかし、その時期を過ぎると、「この制服にふさわしいスカート丈、髪型がある」ことに気づく。そしてわざわざ着崩したりはしなくなる。地に足がついた先輩たちを見て、後輩たちも、「そういうものなのかな」と感じる。制服を着崩してみたりはするものの、じきに収まる。「なんであのころは、わざわざあんなみっともない着こなしをしていたんだろう」と振り返る卒業生もいると、多くの女子校教員が口をそろえる。すでに「自律」を身につけた先輩というロールモデルがいることが、「他律」から「自律」への進化を促進する機能を果たしているようなのだ。』(女子校という選択P48参照)
上記は女子校である本校にも、実にしっくり当てはまっている気がした。卒業式や記念式典等の行事を行う際、練習では少し不安を覚えさせられていても、生徒たちはいざ本番となると一斉に緊張感を高め、見事に姿勢やおじぎを決めてくれる。それを目の当たりにするたびに、私は伝統の力はすごいと感心してしまう。またそれは本校の誇りでもある。この伝統を何としても絶やすわけにはいかないと強く思う昨今である。
個人戦ダブルス
1回戦 五十田山脇組 棄権勝ち 対大分西高校(大分)
2回戦 五十田山脇組 0-2 ふたば未来学園高校(福島)
黒石利根組 0-2 園田学園高校(兵庫)
個人戦シングルス
2回戦 黒石 2-1 埼玉栄高校(埼玉)
3回戦 黒石 0-2 佐賀女子高校(佐賀)
この貴重な経験を生かして、明日からまた練習を頑張ります!
8月3.4日に行われました、第46回とうきょう総合文化祭の合唱部門に、「高知よさこい合唱団」として本校のコーラス部も参加いたしました。
高知県内の多数の高等学校と合同合唱団として出演し、東京芸術劇場という大変素晴らしいホールで演奏出来ることに生徒一同感動し、この舞台に立てる喜びを存分に合唱で表現できました。
コロナウイルの影響で、昨年は総文祭の出演が叶いませんでしたが、今年も感染症対策を徹底しながらも全員参加することができました。
コロナ禍の続く社会情勢の中、運営、企画、準備してくださった関係者の皆様に感謝いたします。
高校3年生の國松千聖さんが高校生国際美術展にて、「実行委員会名誉会長賞」を いただき、東京で行われた表彰式に行ってきました。
高校3年生の大野佑梨さんが「とうきょう総文2022書道部門」に参加してきました。
交流会や講評会へ参加し貴重な2日間となりました。
交流会でミニ巻子を作成している様子です。
まずは朝食です。
ツアーの2日目の午前は神戸女学院大学を訪問しました。国の重要文化財に
指定された素敵なキャンパスです。
担当の方から大学について説明をしてもらいました。
廊下を歩いているだけでも歴史を感じます。
最後に甲南大学に来ました。都会的な外観の大学ですが、
とてもアットホームな雰囲気です。
大学内をいろいろ見せてもらいました。
とても充実した1泊2日でした。各大学職員や学生の皆様がとても親切に案内や説明をしてくださいました。暑い中、本当にありがとうございました。大学訪問をしてみて、実際に自分の目で見ることがいかに大切なのかを実感しました。進路選択が目の前に迫っている私たちにとって、今回の訪問は本当に貴重な時間となりました。関係の皆様、ありがとうございました!
8月1日・2日の予定で、夏休みを利用して関西方面へ大学の見学に出発しました。
パーキングエリアでひと休みです。
関西外国語大学に行きました。
暑い日になりましたが、みんな元気いっぱいです。
キャンパスはやはり大きくて、さすが大学だと感じます。
関西外国語大学はキャビンアテンダントになるための様々な施設が充実しています。
案内をしてくださった大学の職員の方に感謝です。ありがとうございました。
関西大学に来ました。規模の大きな総合大学です。現役の大学生の方に案内していただきました。
サークルや、学部の勉強のことなど、様々なことをお話ししてくださいました。
1日を終えて、神戸で少し自由な時間がありました。
今日の予定をすべて終了し、ホテルに向かいました。
7月29日(金)、朝学校に着くと正門入口右側の花壇に昨日は咲いていなかったきれいな赤い花が沢山咲いているのに気づきました。そういえば昨年もたわわに咲き誇っていたのを思い出し、ふと、この花は何という花なのかと考えました。早速図書館に行き、ガーデン植物大図鑑を紹介してもらい調べました。百日紅(さるすべり)ということが分かりました。そういえば名前は何度も聞いたことがありましたが、名前と花が一致していませんでした。
大図鑑によると温帯で真夏に花を咲かせる代表的な花木の一つと書かれています。樹勢が強く、古くから庭をはじめ公園や街路樹として植えられてきたようです。さるすべりの名は、幹の生長により、樹皮のコルク層がはがれ落ち、すべすべした樹皮が表面となって、サルが登ろうとしても滑ってしまうことから命名されたようです。そういえば幹はつるつるしています。つい猿が登るのを想像しておかしくなりました。
今日から8月、百日紅から元気をもらって今日も頑張りたいと思います。
第40回全国小中学生筝曲コンクール(7月24日)
高橋一寿作曲「箏四重奏曲Ⅱ」 審査員奨励賞
ふくやま芸術文化ホール「リーデンローズ」にて
先日(7月14日)、中国黒龍江省ハルピン市の黒龍江大学から、王君林同窓会会長が本校を訪問してくださった。王さんは、本校のALT王先生のお父さんで、奥様も高知工科大学にご勤務されており、日本とはゆかりの深い方である。しかし最近はコロナの影響もあり、来日もままならず、2年ぶりの訪日とのことであった。土佐女子に来られたのはもちろん初めてで、せっかく来校してくださったので、南校舎1階から校内のすべてを見学していただいた。
夏休みに入り、校内は部活動生がほとんどで、書道部、コーラス部、吹奏楽部、フォークソング部、邦楽部、弓道部が熱心に練習を積んでおり、各部の活動状況をゆっくり見ていただくことができた。その後、一階に戻り、図書館見学の後、体育館に足を運び、バスケット部、バドミントン部、バレー部の練習を見ることになった。王氏はふだん中国では、勤務終了後に趣味のバドミントンをほぼ毎日やっているとのことで、バドミントンには特に興味をそそられた様子であった。その後、寮にも同行してくださり、寮のスマートさには驚かれた様子であった。中国の寮はほとんどが4~5人部屋で、本校のように一人部屋でしかも室内にシャワー、トイレが完備され、ホテルのような内装なのには驚いたと感想を述べられた。一週間後には帰国されるようであるが、今度は中国の大学生や高校生、中学生等をぜひ引率して来校していただきたいと思ったことである。(写真は土佐女子寮)